こんにちは、もも助です!
今回は昨年、富士山に登った時のことを話したいと思います。
私はこれまで登山という登山をしたことがありませんでした。
しかし、その場の成り行きで友人と富士山に登ることになり、その結果感じたことや、こうすればよかったということをここに記しておこうと思います。
富士山は7月から9月のシーズンしか上ることができないので、これからに備えて参考にしてみてください。
ちなみにもも助は、前日の夜まで富士急ハイランドで大はしゃぎして、
クタクタの状態で富士山に向かいました。(今思うと馬鹿だったな)
装備や環境、移動など
まずは登山前のことについて話したいと思います。
移動
私は五合目までバスで行き、そこから登山スタートしました。
ほとんどの観光客が五合目からのスタートで、レストランやショップもあります。
スタート前にそこで暖かいそばを食べていきました。
写真をご覧ください。すでに霧がかかっていて、寒かったです。
バスの中で上着を着て正解でした。
装備
登山服やブーツ、帽子、手袋などはすべてレンタルしました。
五合目でレンタルする場所があり、事前に予約しておけば借りられます。
ロッカーもあるのでそこで着替えて、私服はすべて置いていきました。
また、なるべく吸水性がよく、厚手の服がいいとのことで、こちらを買っていきました。
また、日焼けも激しいとのことなので、適宜塗りなおすように日焼け止めも買っていきました。
日焼け止めは普段使っているものでいいと思います。ですが、登山中は手が汚れるのでスプレータイプを使うか、ウェットティッシュを持っていくことをお勧めします。
他には水やカロリーメイト、小銭をいくらか持っていきました。
小銭が必要な理由は後で説明します。
天候
先ほどの写真からわかる通り、曇りでした。今にも雨が降り出しそうな感じの・・・
不安しかありませんでしたが、ここまで来たら進むしかないので、昼過ぎに出発しました。
いざ、富士山へ!
富士山には頂上までいくつかのルートがあります。
何が何だか覚えていないので、詳しくは公式サイトをご覧ください(笑)
私は当然、一番上りやすいとされているルートで行きました。
運動部でもキツイ!
始めは意外と歩きやすく、スイスイ進んでいきました。
周りにも他の登山客がいて、謎の安心感があります。
唯一怖いのは、下が見えないということです。
霧が濃く、(脚を滑らせてここ落ちたら、どうなるんだろう)という恐怖はあります。
次第に足場も悪くなってきます。こんなとこ登るの?! という場面も。
私は中学から大学まで運動部でしたが、登りはかなりしんどかったです。
周りを見ると、小学生くらいの子供もいたので驚きです。
半分ほど登ったところで、霧が晴れてきました。
雲が目線の下にありますね。
ですが、上を見るとまだまだ道は続いていて、ため息がこぼれます。
ついに宿へ!
そんなこんなでついに山小屋につきました。
私は元祖室というところで一泊し、次の日に下山というスケジュールでした。
八合目には売店もあり、夕食もここで食べました。
その日の夕食はこちら
たしか1000円くらいだったと思います。富士山価格です。
また、トイレに行くのも一回100円かかります。水も貴重な資源なので、トイレの前に設置された箱にお金を入れます。
ですが、そんなことも気にならないくらい、景色が壮大です。
日ごろの悩みなんてちっぽけに思えてきます。
空気がきれいで、何キロも先まで見えます。晴れて良かった。
夜景はこんな感じです。
写真には写ってませんが、東京の方まで見えました。宿の方に教えてもらったのですが、スカイツリーも見えました。
宿は2段ベッドになっていて、カーテンで仕切ってるだけなので、隣の人の寝息も聞こえてきます。
またかなり狭く、寝返りをうてば隣の人の寝床にお邪魔することになります。
女性や神経質な方は耐えられないかも?
私はどこでも寝られるタイプなので大丈夫でしたが、一緒にいた友人があまり寝られなかったの事。
頂上で日の出を!
次の日、午前2時に出発しました。
辺りは真っ暗です。
頂上で日の出を見るために、早い時間に出発します。
前日の疲れもあり、脚は限界が来ています。まあ、ここまで来たら上るしかないんですが・・・
8合目から頂上までは2~3時間ほどでつくので、気が楽でした。
坂が多く、勾配が激しいのでこれまでで一番しんどいルートでしたが、何とか頂上まで登りきることができました。
ここではあえて日の出の写真は載せません。写真では表せない美しさがあります。
本当に、死ぬまでに見られてよかった。そう思える景色でした。
地平線が見え、その元から太陽が静かに登ってきます。
おまけとして、富士山の火口を載せておきます(笑)
思ったより普通ですね。(想像ではマグマが沸々とうごめいている感じだった)
あと、頂上に置いてある自販機に衝撃を受けたのでそれも載せておきます。
見えずらいかもしれませんが、一本500円します。富士山価格再来。
缶ビールも一缶800円します。私は買いましたが(笑)高いと思う人は持っていきましょう。
その後はお鉢回りをして、下山しました。
ホントのつらさはここだった!
いい景色もみられて、大満足の富士登山でしたが、ここからは現実に向き合う時間です。
登ったからには、降りなければなりません。
登りと違い、膝のダメージが特大です。
ジグザグに下っていくので、思っているよりも距離があり、景色もずっと同じなので果てしなく感じます。
そして何より、暑い!
二日目は前日が嘘のように晴れ、下山するにつれて気温も上がっていきます。
長袖長ズボンだった装備を休憩のたびに脱いでました。
(また、私は下山の際、日焼け止めを塗り忘れ、帰った時に真っ黒の体を見て衝撃を受けました)
そして何とか五合目まで降りてきました。
最後にレンタル品を返却して終了です。
まとめ
私はその場のノリで出かけることが多く、今回もその一つでした。
中にはいかなきゃよかったと思うこともあります。
ですが今回の富士登山は、本当に言ってよかったです。
人生の価値観が変わるとは、この事なんだなと身体で感じました。
私の場合、天候に恵まれて良い景色を見られたというのもあります。
普段、デジタルに囲まれ、人混みの中で生活する現代社会から離れて、ネット環境もコンビニも大衆もない大自然の中に入っていく。それだけで価値ある行動だと思いますし、得られるものがあります。
登山はそれなりにお金と時間がかかりますが、健康や人生の経験として、無駄にならない出費だと私は思います。
二日あれば頂上まで行って帰ってこられるので、皆さんも機会があればぜひ行ってみてください。
頂上からの景色は本当にきれいでした。
ここまでご覧いただきありがとうございます。もも助でした。
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