はじめに
こんにちは、もも助です。
今回は商業高校生の悩みの一つである、進学すべきか、就職すべきかを話したいと思います。
今三年生の方はもう進路を決める頃だと思います。
なので私の体験談をもとに、進学か就職か問題について少し話したいと思います。
あくまで私個人の意見ですので、話半分でお願いします。
もも助の経歴
まずはイメージしやすいように私の経歴についてすこし話したいと思います。
私は地元の商業高校を卒業して、国立大学の経済学部に推薦で入学しました。
高校のレベルとしては、商業高校の中では少し高いほうですが、決して賢くはないです。
私自身も学年で中間くらいの学力でした。
大学は経済学部だったこともあり、商業高校で学んだことがかなりいかされていました。
すべり止めとして私立の大学を一校受験し、合格しましたが、第一志望が受からなければ就職するつもりでした。
以上が簡単な私の進路選択です。
商業高校から進学すべきか就職すべきか
いきなり結論
結論を言ってしまえば、私は進学すべきだと思います。
以下は理由について述べていきます。
年収の差が大きい
就職した際に気になるのが年収。
高卒でも、良いところに就職できればそこそこもらえますが、大卒にはかないません。
また、役職や昇進など、就職した後に出世するのは決まって大卒の人たちです。
この給料の差は大きいです。
私の商業高校時代の就職した友人に聞いたところ、給料はかなり厳しいとのこと。
大卒で入社してきた子にどんどん抜かされていくそうです。
仕事に飽きてしまう
高卒で就職するとなると、18歳で社会に出ることになります。
つい最近まで高校生だったのに、急に社会に出るのは精神的な負担が大きいです。
また、高卒で就職できる仕事が限られているということや、若いときの気の迷いで就職してしまうと、必ず飽きが来ます。
私の友人で就職した人も、2~3年たってすでに退職、転職していました。
私の意見としては、大学に進学して、4年間きっちり勉強しながら知見を広げていき、本当にやりたいことを見つけるのが良いと思います。
商業高校で学んだことを活かせる
学部によりますが、商業高校で学んだことは、大学でかなり活かせます。
例えば経済学部であれば、簿記や会計のスキルは必須ですので、他の学生より有利になります。
高校時に日商簿記を取得しておけば、大学で単位認定ができるので楽になります。(単位認定とは資格を持っていると授業を受けなくても単位がもらえる制度。学校によるので要確認)
電卓の使い方や、パソコンのタイピングスキルなどは商業高校生であれば身についているので、その辺はアドバンテージになります。
進学校に行ってた学生たちは一から学ぶことになるので、かなり辛そうでした。
商業高校から進学して大丈夫?
ここからは、商業高校から大学に進学して大丈夫なのかについて話していこうと思います。
不安1:勉強について行ける?
進学校に比べて数学や英語を学ばない商業高校。
気になるのは進学後に勉強について行けるかですよね。
結論、全然大丈夫です。
東大や京大レベルになると難しいかもしれませんが、商業から行く人はほとんどいないと思います。
大学でも一年生は教養科目や基礎的な講義がほとんどなので、勉強について行けないということはありませんでした。
むしろ簿記や商業の知識があるおかげで、有利な面が多いです。
ですが少なからず数学や英語は必要になってきます。
入学前の一ヵ月でも参考書に目を通しておけば、それなりに良い成績を取ることができます。
入学できればそれりの学力があるということなので、深刻に悩む必要はないともいます。
不安2:金銭面で不安
授業料や生活費、サークル、遊び・・・大学生はお金がかかります。
両親が学費や生活費において援助してくれるならまだしも、経済的に不安定な人は大学進学を悩むかもしれません。
こればっかりは家庭によるので何とも言いませんが、今は奨学金も沢山ありますし、一人暮らしでも派手な生活をしなければ何とかなります。
私自身、それほど裕福な家庭ではなく、奨学金を借りながら大学に行きました。
アルバイトをしながら部活やサークル、旅行にも出掛けてそれなりに楽しむことができました。
大学生になると、ギャンブルやたばこ、酒に金を浪費する輩がいます。そういうのに気を付けていれば金銭面では自分次第でなんとかなります。
学費や生活費は何百万といった大金になるので、親御さんによく相談しながら考えましょう。
商業高校生ならその辺の計算はできるはずです。一か月あたりどれくらいお金がかかるのかを計算して、やっていけるかイメージしてみましょう。
不安3:推薦で入学できる?
商業高校生はほとんどが推薦で入試を受けるかと思います。
小論文や面接、作文など、推薦入試は独特な対策が必要です。
指定校推薦をもらえればラクですが、そうでない場合は推薦で本当に合格できるか不安だと思います。
私が以前作成した、進学するまでにやっておくことという記事で、進学時に役立つ行動をまとめているので、そちらを参考にしてみてください。
小論文は知識量が肝になってきますので、読書を習慣にすることで楽にこなせます。
読書が苦手な方は、フライヤーのような本要約のサブスクを活用しましょう。
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無料のプランもあるので、一度試してみるのが良いと思います。
結論
迷っているなら進学!
進学か就職か、どちらの選択肢も取れるのであれば迷わず進学すべきです。
高卒と大卒では社会に出たときの差が大きいです。
また、本当にやりたいことを見つけるという意味でも、大学で過ごす時間は有意義になると思います。
商業高校から進学か就職か、まとめ
今回は、商業高校から進学すべきか就職すべきかという問題について、私なりに答えさせてもらいました。
人生においてかなり重要な問題なので、よく考えて、悔いのない結論を出せるよう祈っています。
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