こんにちは、もも助です。
今回は、脳を鍛える最強の方法を伝えようと思います。
参考にしたのはこちらの書籍です。
前回に引き続き、アンデシュ・ハンセン先生の書籍になります。
「スマホ脳」では、スマホが脳に与える影響や集中力についてレビューしました。
脳を鍛えるには、運動しかないという本もありますよね。
結論から言うと、脳を鍛えるには「運動」が一番です。
それについて今回は話していこうと思います。
運動によって脳は物理的に大きくなる
運動によって脳細胞が増える
運動をすることによって、脳細胞が増加します。
書籍では様々な研究が紹介されていますが、ここでは簡単に説明すると、運動によって脳の連携が活発になり、強化されます。
日常的に運動をすることで、この脳内の連携が強化されていくので、脳機能が向上していきます。
海馬が大きくなる!?
書籍の中では興味深い研究もありました。
研究対象となるアメリカ人を2グループに分けて、一方は心拍数が上がらないストレッチをするグループ。もう一方は心拍数が上がる持久的トレーニングをするグループ。
これらのグループの人たちの脳をMRIでスキャンすると、なんと心拍数を上げたグループは、海馬が成長していたのです。
運動によって、脳が物理的に大きくなったのです。
運動のメリットはたくさんある
認知機能の向上
運動をするメリットはたくさんありますが、一番は先ほども紹介した認知機能の向上でしょう。
かつて頭を鍛えるには、脳トレや勉強をしろということが言われてきました。
DSソフトで脳トレをやっていたのを思い出します。私もやっていました。
でも実際は、脳が鍛えられているのではなく、単にそのゲームに慣れて上手くなっているだけです。
やはり脳を鍛えるには、運動をしましょう。
ストレス解消
日常的に運動をする人は、そうでない人に比べて自己抑制力が高いです。
衝動的、感情的になることが少なく、穏やかな気持ちになれます。
私も学生時代からずっと運動部で、現在も運動を続けています。
今思うと、運動をしていてよかったなと感じます。当時は面倒な部活でしたが。
食欲を抑える
運動をすることで、コルチゾールが分泌されます。
コルチゾールは脂肪の燃焼を抑制する効果があります。
運動をすることで食欲もコントロールできるので、ダイエット中は積極的に運動するべきです。
どんな運動をすればいいのか
基本的には何でもOK
では、どんな運動をすればいいのでしょうか。
これは前回紹介した「スマホ脳」でも言及されていましたが、基本的には何でもOKです。
運動をやっていなかった人は、まずは運動を日常に取り入れることから始めましょう。
例えば、近所を散歩したり、家の中で筋トレをするなどです。
有酸素運動を取り入れよう
ですが、効果が高いのは有酸素運動です。
紹介した研究でもそうですが、有酸素運動を行うことで、脳の機能を高めることができます。
ジョギングならほとんどの人ができますし、お金もかかりません。
もしくは、通勤を電車ではなく、自転車で行くという方法もあります。
自分の日常に取り入れやすい運動を考えてみましょう。
エレベーターではなく、階段を使うといった小さなことでも構いません。
まとめ
アンデシュ・ハンセン先生の「運動脳」いかがだったでしょうか?
少しでも気になる部分があれば、是非本著を読んでみてください。
これまでの固定観念を壊し、運動をやるモチベーションが湧いてきます。
皆さんが何歳であれ、問題ありません。いくつになってからでも、脳は成長させることができます。
今日から運動を取り入れてみましょう!
コメント