こんにちは、もも助です。
先日、日商簿記の2級を受けてきました。
ネット試験はいつでも受けれるので、空いてる日に受けに行ってきましたので、今回はその受験記的な感じで、試験までの流れを述べたいと思います。
これから受ける人の参考になれば幸いです。
日商簿記とは?
この記事を読んでいる人は、おそらくそんなことは知っていると思うので、ホームページのリンクだけ貼っておきます。
https://www.kentei.ne.jp/bookkeeping
こちらからネット試験の申し込みをすれば、全国のテストセンターで受験することができます。
従来の筆記試験と違って、自分の都合で受けられるので便利です。
試験日の変更も何回でも可能で、別途料金もかかりません。
実際私も、試験を受けるまでに3回ほど日程変更をしました。(笑)
勉強方法や、勉強時間について
私は主にパブロフ君のテキストで勉強しました。
商業簿記と工業簿記を購入し、他にはTACの予想問題集も購入しました。
全部で5000円ほどですので、そんなに高くはないですね。
私はそんなにお金を掛けたくなかったので、オンラインスクールや講座は受講しませんでした。
他には、YouTubeでふくしままさゆきさんの動画を見ました。
正直この方の動画だけでも充分なくらいでした。
https://www.youtube.com/@bokiYouTuber
勉強時間は1日5時間を20日続けました。
次の章で具体的に試験日までの行動を書いていきたいと思います。
前提として、私は簿記3級程度の知識は持っています。
合格までの道のり
ひとまず知識がない事には始まりませんので、先ほど紹介したパブロフ君のテキストを一周読みました。
先に工業簿記を始めました。工業簿記はそれほど長くないので3日ほどで終えて、残りの4日で商業簿記を読みました。
テキストの章ごとに確認問題がありますが、ここではいったん飛ばしました。
2週目は、先に確認問題を解いてみて、できなかったところだけ読みました。
簡単な仕訳は結構覚えていて、できるところは飛ばして、わからないところだけをやりました。
また、ふくしままさゆきさんの動画も全部見ました。
移動中や家事をしながら見れるので、隙間時間を活用してインプットしていきました。
私は工業簿記が得意なのか、結構すらすら解けたので、過去問を解き始めました。
工業簿記で40点あるので、満点を取れるつもりでガンガン過去問に取り組みました。
工業簿記は試験日まではひたすら過去問でした。
テキストに購入者特典があり、ネット試験の模擬試験を受けられたので、これも一度解いてみました。
この時点で40点ほどしか取れませんでしたね。(100点中の40なので、かなりまずい・・・)
簿記2級の中でも鬼門なのが連結会計です。
正直他の論点は、3級の知識があれば解けなくはないので問題ないですが、連結会計や税効果会計はさっぱりです。
テキストを何度読んでも、いまいち腑に落ちませんでした。
YouTubeでいろんな方の解説動画を見て、問題を何度も解いていきました。
基本的に、朝に問題演習をして、寝る前に動画やテキストでインプットしていました。
この時点で工業簿記は30から38点は取れるようになっていましたので、それなりに自信がついてきました。
工業簿記で満点近くをとれると、残り30点取ればいいわけですから、最悪連結会計は捨てても合格できます。
テキストは3週目に入りつつ、ふくしまさんの動画もすべて見直しました。
正直、ふくしまさんの動画がなければもっと時間がかかってましたね。
TACの予想問題も解き始めて、こちらもネットの模擬試験がついているのでそれも解いていきました。
インプットはできたので、後は問題を解いていくしかないと思い、答えを覚えるくらいやりました。
1日に5回分は解いていました。
模擬試験をやってみた感じ、80点くらいは取れるようになったので、試験日を確定して、それまではできない問題や論点を重点的にやっていきました。
私は連結会計がどうしても解けませんでしたが、理解するのをあきらめて、暗記することにしました。
ネット試験は捻った問題は出ないという噂を聞いて、基本的な仕訳を丸々暗記しました。
本当は理解して解いた方が、応用問題が出ても安心なのですが・・・
試験前日は、謎の余裕から過去問を一回だけ解いて、後はだらだらしていました。
私は午後から試験なので、早めに家を出て、会場近くのスタバでテキストをパラパラと見直していました。
直前にもう一度忘れているところはないか確認して、会場に入りました。
私が行ったテストセンターは小さい部屋で、人がぎっしりという感じでした。
後ろには線路が通っていて、10分に一回ガタガタと部屋が揺れます。かなり不快で集中できませんでした。
また、試験時間がみんな違うことから、私が試験を受けている間に人が出たり入ったりするので、それも集中力をそぐ要因でしたね。まあこればっかりは場所によりますが、完全にハズレでしたね。
試験内容についてですが、本当に基本的な問題だけ・・・というわけにはいきませんでした。
心配していた連結会計も出ましたし、税効果会計、リース取引といった難しい論点の詰め合わせでした。
ネット試験は人によって問題が違うので、これも運次第なのですが、模擬試験より難しかったです。
結果は・・・・合格!
74点でかなりギリギリの結果でした。
工業簿記は見たことのない問題が出題されて焦りました。40点中28点しか取れませんでした。
仕訳問題と第3問で稼いだ感じです。連結会計も、仕訳を丸々暗記していたので、意味は分かりませんでしたが問題は解けました。
まとめ、アドバイス的な
ネット試験はいつでも受けられますから、急いでない限り、独学でも充分合格できると思います。
できるようになるまでゆっくり勉強していけば大丈夫です。
また、急いでいる方も、おすすめはしませんが私のように暗記をしてしまえば解けないことはないです。
どの問題でも部分点は取れますから、基本を押さえておけば落ちることはありません。
あとは、YouTubeを活用することです。
音声だけでも聞いて勉強できますので、勉強時間が取れないときでもながら勉強できます。
以上、私の簿記二級受験記でした。
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