いまさらジュール・ヴェルヌの「海底二万里」を読んでみたら現代人でもワクワクする旅ができた

海底二万里
目次

はじめに:海底二万里を読んで

皆さんは海底二万里をご存知でしょうか?

ジュールヴェルヌ著の海底を旅する物語で、19世紀の最新科学の知見をふんだんに取り入れた物語となっています。

村松潔訳の完訳版を読了したので、今回はこの本について、あらすじや感想をまとめました。

海底二万里あらすじ

「海底二万里」は、ジュール・ヴェルヌによる冒険小説で、物語はネモ船長とその潜水艦「ノーチラス号」に焦点を当てています。物語は1866年に、海洋で謎の海獣が船を襲うという出来事から始まります。船員が異常な海獣の正体を突き止めようと試みる中、アロナクス教授とその使いであるコンセイユ、そして銛打ちのネッドランドはノーチラス号という未知の潜水艦に遭遇します。

アロナクス教授とその仲間たちは、ノーチラス号に乗船することになり、船内でネモ船長と出会います。ネモ船長は海の奥深くで自由に冒険し、海の秘密を守ることを決意しています。彼らは海底を旅し、異なる冒険と生物との遭遇を経て、ノーチラス号は海洋の奥深くへと進んでいきます。

物語は冒険、科学、ユートピアの要素を組み合わせ、ヴェルヌの作品の中でも特に人気があります。

特に海生動物の知識がふんだんに盛り込まれていて、読んでいると本当に教授から授業を受けているような感覚になります。

また、キャラクター一人ひとりが特徴的で、読んでいると自分も船員の1人として冒険している気持ちになります。大人から子供まで楽しめる作品です。

海底二万里の魅力

未知の海底世界の描写

小説は船舶「ノーチラス号」に乗り込んだ主人公が、海底世界を冒険する姿を描いています。ヴェルヌは詳細な描写と興奮を織り交ぜ、読者を未知の深海に引き込みます。異彩を放つ生物や神秘的な海底景観が、小説の魅力を一層際立たせています。

ネモ船長の謎めいたキャラクター

ネモ船長は物語の中で謎に包まれたキャラクターであり、その正体や動機が明らかにされるまで読者を引き込みます。ネモ船長の行動や哲学的な言葉は、物語に深みを与え、興味を引き起こします。

科学技術の先駆的描写

ヴェルヌは小説中で、当時の最新の科学技術を駆使して船舶や装置を描写しています。19世紀の読者にとっては驚きの連続だったであろう、潜水艇「ノーチラス号」の先進的な技術描写が小説の中で際立っています。

冒険と緊迫感の絶妙なバランス

海底での冒険と、ネモ船長との対立が絶妙に絡み合い、物語に緊迫感と興奮をもたらします。深海の謎めいた世界での冒険は読者を引き込み、同時にキャラクター同士の心理的な対決がストーリーを一層深化させています。

社会風刺とヴェルヌの予測力

「海底二万里」は単なる冒険小説にとどまらず、当時の社会や政治に対するヴェルヌの風刺も含まれています。また、彼が未来を予測する視点も見逃せません。科学と冒険の融合により、ヴェルヌは未来の可能性を読者に示唆しています。

この小説は、冒険、科学、キャラクターの複雑な心情や社会的な風刺が絶妙に組み合わさっており、読むのをやめることができませんでした。

まるで自分が旅をしているような

読んでいて感じたことは、自分が深海にいる気分になるということです。

夜に間接照明だけをつけて、薄暗い場所で読むと、一層物語の中に入ることができます。

ここまで作品の魅力についてまとめてきましたが、この小説の一番の魅力は、創造の中で一緒に旅ができるということです。

皆さんもぜひ、旅をしてみてください。

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