こんにちは、もも助です!
今回は夏におすすめしたい小説をご紹介します。
夏休みはありませんが、大人こそ夏に読書を!暑い日には涼しい部屋で読書をしませんか?
夏に読む本を選ぶポイント3つ
夏の選書において、私が重視しているポイントを3つ挙げたいと思います。
参考にしてみてください。
夏がテーマの本
せっかくの夏ですから、少しでも本の中に入り込めるように、季節に合った本を選びます。
真夏の暑いときに、冬の寒い日をイメージするのは難しいですよね。
海や山、自然、お祭り、花火、怪談、青春・・・
夏を連想するキーワードで選書してみましょう。
長すぎない本
個人的には、長編は控えておきます。
理由は、集中力が持たないからです。もしくは集中しすぎないようにです。
暑いので集中力がなかなか続かないので、そんなに長すぎない本がおすすめです。
また、涼しい場所なら大丈夫ですが、気温が高いと熱中症の危険もあります。
なるべく細切れに読むか、数時間で読み切れるようなさっぱりした本が良いですね。
文庫本、文庫化された本
夏は何かと外出することが多いかと思います。
そんな時、持ち運びやすい文庫本がおすすめです。
旅行の移動中や、帰省先での読書。いつでも持ち運べる文庫本は最強です。
(個人的にポケットにも入る文庫本が可愛くて好きなんです。古くなっても味が出てくるというか・・・)
夏に読みたい小説5選!
風の歌を聴け 村上春樹
【あらすじ】海辺の街に帰省した僕は、友人の鼠とビールを飲んだりして、退屈な時を送る。そんな中であった女の子と少し変わった恋愛をしていく。ほろ苦い青春が過ぎていく、切なさを感じさせる小説。村上春樹のデビュー作。
ご存じの方も多いと思いますが、一作目は村上春樹さんの「風の歌を聴け」です。
舞台が夏なのと、青春を感じさせる物語が、夏にぴったりです。
ページ数も160ページほどで、数時間で読み終えることができます。
暑い夏の夜に、アイスコーヒーでも飲みながら読みたい一作です。
悪い夏 染井為人
【あらすじ】26歳の守は、生活保護受給者のもとを回るケースワーカー。不正受給者や、生活保護者との肉体関係、ヤクザなど次から次へと守の下にトラブルが降りかかる。登場人物みんながワルのサスペンス。読んでいるだけで暑い夏を感じる。
二作目は染井為人さんの「悪い夏」です。
悪いのはすべて暑い夏のせいだ!そう叫びたい小説です。
実際に社会問題となっている生活保護の不正受給をテーマにしているので、感情が揺さぶられます。
ドールハウスの人々 二宮敦人
【あらすじ】大学生のソウスケが愛してやまないもの、それは美しい人形だった。連続殺人事件の犯人を追ううちに定かになっていく真実。最後のどんでん返しを見れば、もう一度読み返さずにはいられないホラーミステリ。
三作目は二宮敦人さんの「ドールハウスの人々」です。
夏はやっぱりホラー!これをよめば暑さも忘れています。
表紙からホラー感が伝わってきます。
火花 又吉直樹
【あらすじ】売れない芸人の徳永は、天才肌の先輩、神谷と出会い、ともに時間を過ごしていく。笑いとは何か、漫才とは、人間とは何かを書いた、又吉さんのデビュー作。芥川賞も受賞している。
数年前に話題を呼んだピース又吉さんの「火花」
テンポよく進んでいく物語に、手が止まりません。
大人の青春といった雰囲気が、夏にぴったりです。
夜は短し歩けよ乙女 森見登美彦
【あらすじ】黒髪の乙女にひそかに思いを寄せる先輩は、下鴨神社の古本市で彼女を見かける。アプローチをしようとする先輩と彼女に訪れる、様々な珍事件。ノスタルジックな雰囲気と個性的な文体で書かれる恋愛ファンタジー。
最後は森見登美彦さんの「夜は短し歩けよ乙女」です。
この本をよんで、下鴨古本祭りにいったくらい好きな一冊です。
乙女を追う先輩と、自由奔放な乙女の掛け合いが楽しく、それでいてどこか切なさを感じる小説です。
夏こそ読書を!
ここまでご覧いただきありがとうございました。
暑い夏こそ、クーラーをつけて部屋に籠り、読書をしましょう。
そして頭の中で夏を味わうのもまた一興です。(引きこもり的思考)
他にも夏におすすめの本があれば、下のコメントで教えてください!
以上、もも助でした。
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