【フランス人は10着しか服を持たない】から学ぶ、シックな暮らしをする方法【要約】

こんにちは、もも助です。

今回は、「フランス人は10着しか服を持たない」から学ぶ、シックな暮らしをする方法をお伝えします。

美しく、規律のある暮らしを実現するヒントがたくさんあるので、是非参考にしてください。

目次

始めに

こちらの書籍は、著者のジェニファー・L・スコットさんが、フランスでのホームステイをきっかけに、シックな暮らしを実践していく内容です。

第一作目となる本著は、ホームステイ先での出来事や、ホストファミリーとの会話を通して、パリのシックな暮らしについて学んでいきます。

暮らしの質を高めるためのポイントがいくつも書かれているので、是非読んでみてください。

シックな暮らしをする方法

この記事では、本書の中でも、シックな暮らしをする方法をまとめています。

書籍では他にも、10着のワードローブで暮らす方法や、食事、エクササイズについても語られています。

それについては別の記事を書こうと思います。

一番良いものを、普段使いに

シックな暮らしをするためのポイント一つ目は、「一番いいものを普段使いすること」です。

普段使いするものと言えば、Tシャツやパジャマ、下着などがあります。

パジャマは高校の時の体操服、下着は糸がほつれてぼろぼろ。そんなことになっていませんか?

こういう普段使いする物こそ、良いものを使いましょう

下着でも、肌触りが良いシルクの物を使ったり、パジャマはパジャマとして売られている物を使う。(高校のジャージではなく)

これが、シックな暮らしの第一歩です。

また、家具や食器にもこだわってみましょう

良いワイングラスで酒を飲み、きれいな食器に盛られた料理を楽しむ。

まるでレストランのような気分で、日常を彩りましょう。

特別な日のためにとってある食器や家具はありませんか?もしあれば、今日から使いましょう。

特別な日なんてそうそう来ません。だったら自分で使うのが最も価値のある使い道です。

そんなことをすると、本当に特別な日に、特別感がなくなると心配するかもしれません

ですが、本当に特別な日は、別のことをしましょう。例えば、テーブルクロスをしいてみたり、花をかざったり、キャンドルを焚いてみたりなど、工夫できることはたくさんあります。

身近な人にマナーをもって接することも大切です。

例えば、家族を呼ぶときに一回から大声で「ちょっと!降りてきて!」なんて叫んでませんか?

もしくは長年付き合ってきた彼氏彼女の前で、おならをしたり、ムダ毛を処理したりなんて・・・

付き合った当初は絶対にそんなことしませんよね。

身近な人にマナーを持って生活する。これもシックな生活のポイントです。

散らかっているのはシックじゃない

自分の部屋を見渡してみましょう。

床に物は落ちてませんか?服は脱ぎ捨ててませんか?

散らかっているのはシックじゃないと著者は言います。

特に散らかり物。散らかり物とは、財布やカギ、スマホ、ポーチ、化粧品など。

よく使うけど、だからこそあちこちにおいてしまう物のことです。

まずは散らかっている部屋を片付けましょう。

ポイントは決まりと規律を持つことです

物の住所をきめるということです。財布はここに置く、バッグはここにかける、家のカギは玄関に置く・・・

自分なりに物の住所を決めて、毎日同じ場所に置くようにしましょう。

部屋の片づけは、一気にしなくてもOK。

一日一か所、20分から始めてみましょう。

今日は本棚を片付ける。明日はデスク回り。こんな感じで、少しずつやることが、続けるポイントです。

また、収納として使える家具を買うのも良い方法です。

かごとして使えるスツールや、コンセントを隠せる棚も売っています。

こういった家具を活用することで、部屋に規律を持たせることができ、散らからない部屋作りができます。

この座れる収納は便利で、私も使っています。中に服や本を収納できるので、脱ぎ散らかし防止になります。

質の良さにこだわる

食べ物や家具、服を選ぶ際に、質の良さにこだわってみましょう。

スーパーに行って買い物をするときも、お菓子やジュースなどジャンキーな食べ物は避ける。肉や野菜を買う時も少し良いものを選んでみる。これがシックな生活のポイントです。

ですが注意点として、高いものが良いものとは限りません。

例えば牛肉を選ぶとき、国産のブランド牛の方が、外国産の牛肉より質はもちろん高いです。ですが、毎日ブランド牛を食べることもできません。(お金に余裕のある人はできるかもしれませんが)

自分の予算に合わせて、予算内で最も質の良いものを選びましょう。

野菜はオーガニックの物を買ってみたり、サラダ油をやめてオリーブオイルを使ってみたりなど、工夫してみましょう。

目利きをするつもりでスーパーに行くのも一つの楽しみになるかもしれません。

モノだけでなく、経験の質も重視しましょう。

著者もお勧めしているのが「ネガティブ・ダイエット」です。

ネガティブ・ダイエットとは、文字通りネガティブなことを減らすことです。

会うたびに愚痴を言ってくる友人や、ゴシップ好きのご近所さんはいませんか?

他人の不満を聞いてあげるのも時には必要ですが、いつもネガティブなことを聞いていても自分にとってなにも良いことはありません。

そういうネガティブな思考を極力減らしてくのがネガティブ・ダイエットです。

思い切って関係を切ってしまうことも必要です。

あなたは、あなたにとって重要な人とだけ過ごせばいいんです。

教養を身に付ける

最後のポイントとして、教養を身に付けましょう。

最も手っ取り早いのが読書です。一冊の本を読むだけでたくさんの知識が手に入ります。

私も読書が好きで、ブックレビューも投稿しているので暇な時間に覗いていただけると嬉しいです。

美術館に行ってアートと親しんでみましょう。アートは教養の王道ですよね。

自分の好きなジャンルのアートを研究してみるのがおすすめです。

音楽が好きなら、クラシックについてとことん調べる。絵画が好きならモネやピカソといった有名どころをすべて見てみるといった事ができます。

旅行をするのも教養を深めてくれます。

新たな場所に赴き、その土地の文化や人、料理を味わうのは刺激的な体験です。

自分の中に新たな価値観を芽生えさせてくれます。

新しいことを学び続けることこそ、シックでいることのポイントです。

シックな暮らしをしてみよう

書籍では、重要なことがまだまだ載っています。ここではほんの少ししか紹介できませんでしたが、気になる方はぜひ読んでみてください。ベストセラー本で、中古で安く買うこともできるので、一度手に取ってみてください。

シックな暮らしと聞いて、いまいちピンときませんでしたが、この本を読んですっきりしました。

もちろんフランス人全員がこんな暮らしをしているはずはないですが、根底にある美意識は変わらないと思います。

現に有名なハイブランドはパリ発が多いですよね。(Diorとかマルジェラなど)

本書のようなシックな暮らし、つまり美意識が日常に刷り込まれているからこそなのかなと、個人的に思いました。

シックな生活、日本ではあまりなじみのない言葉ですが、やってみる価値は十分にあります。私は早速部屋を片付けて、不要なものはすべて捨てました。以前からミニマリスト的思考に憧れがあったのもありますが。

皆さんも少しずつでも、シックな生活を取り入れてみませんか?

フランス人は10着しか服を持たない

今回はベストセラー「フランス人は10着しか服を持たない」より、シックな暮らしをするヒントを紹介しました。

また別の記事で、ワードローブや食事について書きたいと思います。

今回はご覧いただきありがとうございました。

以上、もも助でした。

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