こんにちは、もも助です。
皆さんは無人島に漂流したことがありますか?
大概の人はないと思います(笑)
でも、もし何か漂流することがあり、無人島生活を余儀なくされたとき、サバイバル生活の知識がなければ生きていけません。
今回紹介する本は、【オイアウエ漂流記】という小説です。
私が高校生の時に買った小説なのですが、久しぶりに読もうと思い開いてみると、あっという間に一日が終わっていました。
今回はこの、オイアウエ漂流記より学ぶ、サバイバル生活を見ていきたいと思います。
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あらすじ
まずあらすじを説明させていただきます。
南太平洋の上空で小型旅客機が遭難、流されたのは無人島でした。生存者はサラリーマンと取引先の御曹司、成田離婚直前の新婚夫婦、ボケかけたお祖父ちゃんと孫の少年、そして身元不明な外国人。てんでバラバラな10人に共通しているのはただ一つ、「生きたい」という気持ちだけ。絶体絶命の中にこそ湧き上がる、人間のガッツとユーモアがみなぎった、サバイバル小説です。
裏表紙より引用させていただきました。
登場人物一人一人のキャラが濃く、ストーリーがあるので、どの人物にも感情移入できます。
700ページほどある超長編ですが、内容も難しくないのですぐに読むことができます。
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生死の瀬戸際に起こる、人間関係の崩壊
普通に暮らしていても、人間関係は悪くなることがあります。
当然、命がかかった状況となれば、生き残るためなら何でもします。
時に誰かの命を犠牲にしても・・・
人間だけでなく、パイロットのつれてきた犬も重要なアクセントとして登場します。
この犬が、人間関係を大きく動かします。
使える? サバイバル術入門!
この小説には数々のサバイバル術が出てきます。
火の起こし方、水や食料の調達、SOSの出し方・・・など
実践できるかはおいといて(笑)、なるほどと思うものがいくつかあります。
私の中で印象に残っているのは、眼鏡です。
登場人物の一人は視力が悪く困っていたのですが、ピンホール効果を利用して眼鏡を作ります。
ピンホール効果とは、小さな針穴を通して見ることで焦点が合い、見やすくなることです。
指で小さな穴を作って見てみてください。
また、ボケかけたお祖父ちゃんのダイナミックな火の起こし方にも注目です。
お祖父ちゃんは記憶が曖昧で、自分が戦時中だと錯覚していたりします。
そこで火を起こすおき、ピストルを渡せと言い出したりします。(笑)
ピストルでどうやって火を起こすのか気になりますが、当然ピストルなんて無人島には存在しません。
ほかにも木の実の食べ方や崖登りといった、本格的なサバイバル術もあります。
まとめ
普通に生活していて、無人島生活なんて、まずすることはありません。
だからこそ、この小説はワクワクするところがあります。
物語であり、実用書であり、自己啓発書でもあります。
皆さんもこの感動を是非、味わってみてください。
もも助でした。
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