新版・一流の頭脳「運動脳」レビュー アンデシュ・ハンセン

運動脳レビュー

運動脳を読み終えたので、今回はそのレビューです!

目次

運動脳とは

この書籍でもうすでに何個か投稿していますが、改めてまとめ的な感じで記事を作成しました。

運動脳とは、同著者の「スマホ脳」の続編的な意味合いと、一流の頭脳という前著からきているのだと思います。

ハンセン先生の書籍はどれも読みやすく、専門用語をほとんど使わずに説明しているので、すぐに読めました。

一言で内容を説明すると、運動は脳にイイ!ということです。

詳しくは以前の投稿をご覧ください。

脳の可逆性

大人になると、脳細胞は死んでいくだけだということを昔からよく聞きます。

ですが、大人でも能を成長させることができるんです!

その方法が運動というわけです。

運動にはさまざまな効果がありますが、特に衝撃的だったのが、海馬が大きくなるということです。

運動によって、脳そのものが物理的に大きくなるということは衝撃の事実です。

しかも、勉強や脳トレではなく、運動によってです。

前回は運動によって天才になる方法という記事を投稿しました。

もう大人の方も、諦めることはありません。

いくつになっても、成長することはできます!

BDNF(脳由来神経栄養因子)

突然難しい言葉が出てきて驚いたと思います。

ですが難しいものではありません。

これは文字通り脳の栄養的な存在で、脳の損傷を最小限に抑える働きがあります。

怪我をした時に白血球や血小板が働くのと同じです。

このBDNFが仕事をすることで、脳に良い影響を与えてくれます。

BDNFを生成するもっとも良い方法が、「運動」というわけです。

運動の中でも、有酸素運動がよくて、筋力トレーニングでは同じ効果が見られませんでした。

つまり、BDNFを生成し、脳の機能を発達させるには運動をすれば良いということです。

つまり運動にはメリットしかない!

この本を読んだ人なら、誰もが運動をしない手はないと思うはずです。

みな、いつまでも健康でいたいし、ボケずに、物忘れもしないように、賢くなりたいですよね。

健康に歳をとるには、やっぱり運動が必要なんです。

現代人は座りすぎと言われています。スマホを見たり、動画を見たり、仕事をしたり・・・

一日のほとんどを座って過ごしているのではないでしょうか?

これからは少しでも座る時間を減らすことから始めてみませんか?

スタンディングデスクを導入したり、ジムに行ったりして、運動習慣を身につけましょう。

また、スマホ時間を減らすという意味でも、外に出るのはおすすめです。

以前、スマホ脳についての記事を投稿したので参考にどうぞ。

感想

運動のモチベーションは上がった

運動することによるメリットがこれだけあるということを知ると、当然モチベーションも湧いてきます。

記憶力や思考力は仕事や試験でも役に立つので、鍛えておいて損はないです。

通勤通学を徒歩や自転車に帰るだけで、簡単に運動を日常に取り入れられます。

でもやっぱりめんどくさい運動

運動が良いことはわかっても、実践に移せないのが私です。笑

この本は運動によるメリットは書かれていますが、運動をやることについての本ではありません。

頭ではわかっていても、体が動かない状態です。

いまは寒い季節ですし、なかなか体も動かせません。

私はジムに通っているので、筋トレ終わりに少しだけ有酸素トレーニングを取り入れるようにしました。

ジムの中は暖房が効いていて、暖かいしシャワーもついているので、運動のハードルは下がります。

スマホ脳と比べて

ハンセン先生の「スマホ脳」も読みましたが、スマホ脳の最後の章にも運動に関する記述がありました。

この著者は一貫して、現代人に必要なのは運動だという立場のようです。

著者自身も運動を習慣的に行なっていて、かつ精神科医としてのキャリアもあるので信頼できます。

書籍についてですが、スマホ脳と運動脳で訳者が違うので、若干文体?表現?が違います。

他にもストレス脳という書籍も出版されているので、また読んでみようと思います。

まとめ

今回は運動脳についてのまとめでした。

皆さんもぜひこの書籍を読んでみて、運動を始めるきっかけになってくれれば幸いです。

ここまでご覧いただきありがとうございました。

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