運動脳とは
この書籍でもうすでに何個か投稿していますが、改めてまとめ的な感じで記事を作成しました。
運動脳とは、同著者の「スマホ脳」の続編的な意味合いと、一流の頭脳という前著からきているのだと思います。
ハンセン先生の書籍はどれも読みやすく、専門用語をほとんど使わずに説明しているので、すぐに読めました。
一言で内容を説明すると、運動は脳にイイ!ということです。
詳しくは以前の投稿をご覧ください。
![](https://momosukelog.com/wp-content/uploads/2023/02/運動脳-脳を鍛える最強の方法-脳トレは効果ナシ!.png)
脳の可逆性
大人になると、脳細胞は死んでいくだけだということを昔からよく聞きます。
ですが、大人でも能を成長させることができるんです!
その方法が運動というわけです。
運動にはさまざまな効果がありますが、特に衝撃的だったのが、海馬が大きくなるということです。
運動によって、脳そのものが物理的に大きくなるということは衝撃の事実です。
しかも、勉強や脳トレではなく、運動によってです。
前回は運動によって天才になる方法という記事を投稿しました。
![](https://momosukelog.com/wp-content/uploads/2023/02/A697E068-4616-444A-A71F-0C3FC520A2FE.png)
もう大人の方も、諦めることはありません。
いくつになっても、成長することはできます!
BDNF(脳由来神経栄養因子)
突然難しい言葉が出てきて驚いたと思います。
ですが難しいものではありません。
これは文字通り脳の栄養的な存在で、脳の損傷を最小限に抑える働きがあります。
怪我をした時に白血球や血小板が働くのと同じです。
このBDNFが仕事をすることで、脳に良い影響を与えてくれます。
BDNFを生成するもっとも良い方法が、「運動」というわけです。
運動の中でも、有酸素運動がよくて、筋力トレーニングでは同じ効果が見られませんでした。
つまり、BDNFを生成し、脳の機能を発達させるには運動をすれば良いということです。
つまり運動にはメリットしかない!
この本を読んだ人なら、誰もが運動をしない手はないと思うはずです。
みな、いつまでも健康でいたいし、ボケずに、物忘れもしないように、賢くなりたいですよね。
健康に歳をとるには、やっぱり運動が必要なんです。
現代人は座りすぎと言われています。スマホを見たり、動画を見たり、仕事をしたり・・・
一日のほとんどを座って過ごしているのではないでしょうか?
これからは少しでも座る時間を減らすことから始めてみませんか?
スタンディングデスクを導入したり、ジムに行ったりして、運動習慣を身につけましょう。
また、スマホ時間を減らすという意味でも、外に出るのはおすすめです。
以前、スマホ脳についての記事を投稿したので参考にどうぞ。
![](https://momosukelog.com/wp-content/uploads/2023/02/【スマホ脳】-義務教育で読むべきだった件-アンデシュ・ハンセン.png)
感想
運動のモチベーションは上がった
運動することによるメリットがこれだけあるということを知ると、当然モチベーションも湧いてきます。
記憶力や思考力は仕事や試験でも役に立つので、鍛えておいて損はないです。
通勤通学を徒歩や自転車に帰るだけで、簡単に運動を日常に取り入れられます。
でもやっぱりめんどくさい運動
運動が良いことはわかっても、実践に移せないのが私です。笑
この本は運動によるメリットは書かれていますが、運動をやることについての本ではありません。
頭ではわかっていても、体が動かない状態です。
いまは寒い季節ですし、なかなか体も動かせません。
私はジムに通っているので、筋トレ終わりに少しだけ有酸素トレーニングを取り入れるようにしました。
ジムの中は暖房が効いていて、暖かいしシャワーもついているので、運動のハードルは下がります。
スマホ脳と比べて
ハンセン先生の「スマホ脳」も読みましたが、スマホ脳の最後の章にも運動に関する記述がありました。
この著者は一貫して、現代人に必要なのは運動だという立場のようです。
著者自身も運動を習慣的に行なっていて、かつ精神科医としてのキャリアもあるので信頼できます。
書籍についてですが、スマホ脳と運動脳で訳者が違うので、若干文体?表現?が違います。
他にもストレス脳という書籍も出版されているので、また読んでみようと思います。
まとめ
今回は運動脳についてのまとめでした。
皆さんもぜひこの書籍を読んでみて、運動を始めるきっかけになってくれれば幸いです。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
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