人生が豊かになりすぎる究極のルール
もも助のひとりごとをご覧いただきありがとうございます。
前編では、ルール1からルール4までをざっくり話しました。
今回はその続きで、ルール5から9まで話したいと思います。
ここからはルール4までに比べて、より実践的な内容になっています。
是非参考にしてみて、一読することをお勧めします。
それでは見ていきましょう。
人生が豊かになる9つのルール
ルール1 「今しかできないこと」に投資する
ルール2 一刻も早く経験に金を使う
ルール3 ゼロで死ぬ
ルール4 人生最後の日を意識する
ルール5 子どもには死ぬ「前」に与える
ルール6 年齢に合わせて「金、健康、時間」を最適化する
ルール7 やりたいことの「賞味期限」を意識する
ルール8 45~69歳に資産を取り崩し始める
ルール9 大胆にリスクを取る
ルール5 子どもには死ぬ「前」に与える
子どもには死ぬ前に与える。
これは子供に限った話ではありません。
親族、友人、寄付・・・
これらに資産を与えるとき、死んだ後では遅いのです。
例えば、慈善団体にお金を寄付するとき、チャリティは待ってくれません。
どういうことかというと、その慈善団体はこれまでずっと支援が必要だったのであり、貴方が死ぬのを待っている時間はないのです。
あなたが寄付をするのが早ければ、慈善団体はもっと早く活動を始められ、ルール2でも述べたように、経験の配当を得られたのです。
なので、寄付をするにも、子供に資産を与えるのも、死ぬ前に与えましょう。
なぜなら、死んだ後では遅いからです。
また、本書ではお金の価値を最大化できる年齢は「26歳~35歳」だと言います。
なので、自分の子供が26~35歳の頃に与えるのがいいでしょう。
ルール6 年齢に合わせて「金、健康、時間」を最適化する
ここまでの話を聞けば、年齢によって時間やお金の価値が違うのはお分かりでしょう。
20代の時間の方が、70代の時間より活動的で生産性があります。
健康もそうです。
この三つの要素を三角形の辺に当てはめます。
正三角形が理想ですが、若いころはお金がありません。
その分、健康の辺が長いでしょう。
このバランスを取ることが重要です。
また、著者は「若いころに健康に投資した人が得をする」と言います。
「健康なくして富なし」です。
現在の自分の健康状態を考えて、今しかできない経験をしましょう。
ルール7 やりたいことの「賞味期限」を意識する
物事には、それを行うに相応しい時期があります。
いつまでも子供用プールで遊べるわけではありません。
前編で紹介した、死ぬ前に公開することトップ2はこの章で紹介されます。
本書では、タイムバスケットを作ることを勧めています。
タイムバスケットとは、自分の人生を5年から10年区切りにし、その年齢でやりたいこと、できることを書いていきます。
よく、死ぬまでにやりたいことリストなんかを見かけますよね。
あんな感じです。
それをなるべく早く作成し、できるうちにやりたいことをやりましょう。
やりたいことには「賞味期限」があるので。
ルール8 45~69歳に資産を取り崩し始める
重要なのは、資産を切り崩し始めるタイミングです。
時期を決めなければ、いつまでも労働を続けることになり、ゼロで死ぬことはできません。
一生懸命働いて用意した老後の資金を、いつから使い始めるのかを見極めましょう。
45~69歳から切り崩し始めるのがよいとされています。(あくまで目安です)
皆さんが考えているほど、老後に資金はかかりません。
自分が老後、生活するであろう土地の生活費や地価を調べて、必要な資金を計算し、準備を始めましょう。
ルール9 大胆にリスクを取る
リスクを取らないことが、最大のリスクです。
最近テレビCMでもこのフレーズを耳にしますよね(笑)
極端なことを言えば、失うものが何もないときであれば、大胆にリスクを取らないことが最大のリスクです。
リスクなくしてリターンはありません。
また、年を取るにつれてリスクによって失うものが増え、得るものが少なくなっていきます。
皆さんが若いのであれば、積極的にリスクを取りましょう。
しかしよくあるのが、リスクを取ることと無謀なのは違います。
リスクを取るべきかどうかを見極めて、ここぞという時に積極的に、大胆に動きましょう。
まとめ
私は本書で言うと、まだ若い世代に当たります。
その若い時期にこの本に出合えてよかったと思います。
今は新型コロナウイルスでなかなか外出できず、できる経験にも限りがあります。
しかし、このパンデミックも貴重な経験です。
人生で一番大事な仕事は「思い出」を作ることです。
貴重な人生を最大限に充実させ、価値あるものにしたいです。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
みなさんもぜひ一度読んでみてください。
それではまた別の記事で会いましょう。
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