こんにちは、もも助です。
以前「天才とは何か」についての記事を書きました。
今回は天才になる方法ということで、脳を大きくして、賢くなる方法をお伝えします。
こんなことを聞くと、なんだか胡散臭くて見る気も失せると思います。
ですが安心してください。ちゃんと科学で証明された方法であり、実験データに基づいています。
これを見れば、誰でも脳を発達させ、今よりも高い集中力や思考力を手に入れることができます。
それでは早速見ていきましょう!
脳を発達させるには〇〇しかない!
結論から言います。
脳を発達させるには、「運動」が最適です。
脳を鍛えるのに、体を鍛えてどうするんだよと言いたいですよね。
でも実は、脳を鍛えるには、勉強よりも運動のほうがいいということがわかっているんです。
運動によって集中力が改善する!
一つの実験を紹介します。
被験者を二つのグループに分けます。一つは週に3回、45分トレッドミル(ジムにあるようなランニングマシン)でウォーキングを行うグループ。もう一つはあまり負荷のかからないストレッチやヨガを行うグループです。
二つのグループの活動の頻度や時間は同じです。異なるのは心拍数が上がるか上がらないか。
半年後、双方のグループに選択的注意力を図るテストをしてもらった。(エリクセン・フランカー課題と)
結果は、ウォーキングを行なったグループは選択的注意力が改善し、前頭葉や頭頂葉が活発化していました。
つまり、習慣的にウォーキングを行うだけで、脳の機能を改善できたということです。
特別なことは何もいらない
以上の研究から、運動が脳に与える影響がわかったかと思います。
ウォーキングのような、誰でもできる運動で脳機能が改善するというのは驚きです。
これならやらない手はありません。
重要なのは心拍数を上げることです。
心拍数が上がることで、脳に血液が送られ、脳の活動が活発になります。
記憶力も上がる?!
じつは、運動によって記憶力も良くなります。
詳しくは、前回の記事をご覧ください。
運動によって海馬が成長するので、物理的にも脳が発達していることがわかります。
学力を伸ばす方法
運動によって脳が発達することはわかっていただけたと思います。
ポイントは以下の通り。
- 習慣的に運動を行う
- 心拍数が上がる運動をする
- やりすぎない
いくら運動が脳にいいとはいえ、やりすぎは逆効果です。
やりすぎると、血液が脳ではなく、体に入ってしまいます。身体にも疲労が残るので良くありません。
適度に、習慣的に行なっていきましょう。
IQを高める方法
勉強を行う上で、短期記憶(ワーキングメモリー)が重要になります。
短期記憶とは言葉の通り、短い間記憶を保存しておく場所です。脳の前頭葉に働きです。
短期記憶が長期記憶に移ることで、記憶されていきます。
運動を行うことで、この短期記憶(ワーキングメモリー)も活性化します。
実は、たった数分でも読解力や集中力が増すことがわかっています。
勉強を行う前に、ちょっと散歩したり、スクワットをしてみましょう。
脳を最適化するルーティーン
ここまでの内容を踏まえて、脳を最適化するルーティーンを考えてみましょう。
朝やること
朝の2時間は、頭がスッキリしているゴールデンタイムとよく言いますよね。
朝起きて最初の2時間は、最も集中力を要するタスクをこなしていきましょう。
昼やること
お昼は次第に集中力が切れてきます。
特に昼食後は眠気もきますので、ここで一度運動してみましょう。
昼食後少し休憩をして、近所を散歩するか、ジムに行って少し汗をかく。
その後は脳に血液が送られているので、集中力が改善して、再び仕事や勉強に集中出来ます。
また、立って作業をするのもおすすめです。
スタンディングデスクを導入している企業も最近は見かけます。
夜やること
夜はなるべくリラックスして過ごしましょう。
睡眠時に記憶が整理されるので、早めに寝て、脳と体を休めましょう。
どうして皆、運動をしないのか
ここまで運動による効果が立証されているのに、どうしてみんな運動をしないのでしょうか。
例えば、うつ病患者は薬による治療と運動による効果は、殆ど同じか、むしろ運動のほうが効果があると言われています。
やはりここでも「金」が絡んでいるのでしょう。
運動はほとんどお金がかかりませんから・・・
まとめ
今回は天才になる方法として、運動することを勧めました。
運動で脳が発達するということが証明されている今、運動しない手はありません。
今回参考にした書籍のリンクを下に貼っておきます。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
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