こんにちは、もも助です。
日々の仕事に追われる毎日。やってもやっても減らないタスク。
時間があればやりたいことはたくさんあるのに、その時間は一向にできない。
社会人なら誰しもが、時間が欲しいと願ったことがあるはず。
そんな人のためにおすすめしたい本が「エンジニアのための時間管理術」です。
書籍タイトルの通り、エンジニア特にSA向けに書かれている本ですが、社会人ならだれでも応用できそうな内容だったので、今回はこちらを紹介したいと思います。
シンプルで合理的な時間管理術
集中力の使い方を意識する
自動車は、ガソリンがなければ動きません。
人間も同じように、集中力を使って働いています。
集中力をガソリンと同じようにイメージするとわかりやすいと思います。
使えば使うほど減っていき、無くなれば補充しなくてはなりません。
集中力は考えることによって消費されていきます。
朝ごはんに何を食べるか、今日着ていく服は何にするか、職場に付いたら何の仕事から手を付けるか・・・
重要な仕事もあれば、そうでない仕事もあります。であれば、集中力はなるべく重要な仕事のために取っておきたいですよね。
ならば、重要度の低い事にはなるべく集中力を使わないようにしなければなりません。
例えば毎日着る服を決めておくことや、食べるものを一週間分決めておくなどです。
そうすることで集中力を温存できます。
記憶力に頼らない
本書ではオーガナイザを使用することを勧めています。
オーガナイザとは、手帳やデジタルプランナーといった日々の活動を管理できる媒体です。
いまではiPadを手帳代わりに使用する人もいるので、自分に合ったものを選びましょう。私は紙の手長に書き込むのが好きなので、一日一ページ書ける手帳を使用しています。
人間の短期記憶は、覚えられてせいぜい±7個程度らしいです。
覚えなければならないことは、積極的にメモしましょう。
脳の容量を少しでも軽くするためでもあり、約束を忘れないためでもあります。
また、集中力を維持するために、一時的にメモに記憶を移すことで生産性のアップも見込めます。
いつでもどこでもオーガナイザを持ち歩いて、メモを取りまくりましょう。
ルーチン
良いルーチンは集中力を温存してくれます。
ルーチンとは、習慣のようなものです。考えなくてもできることです。
例えば手帳を持っていくかどうか迷うくらいなら、常に持ち歩くことをルーチンとする、といった感じです。
毎回決断するくらいなら、一度決断して、後はそれに従いましょう。
スティーブジョブズが毎日同じ服を着ていたという話は有名ですが、あれも一種のルーチンです。
始めに述べたように、集中力は使いどころが大切です。無駄な決断に集中力を奪われないようにしましょう。
ストレスの管理
次の休みは、ためていた家事をこなそうなどと考えていませんか?
休暇は休暇のためにあります。雑用のために休日を使うのは間違っています。
自分がリラックスできることは何でしょう。運動、瞑想、睡眠、音楽・・・
休暇はリラックスするためのものであり、それはつまり生産性を高めるためでもあるのです。
良い休日を過ごせば、ストレスを減らすことができ、クリアな状態で仕事を始められます。
一度も休まず一か月働いているところを想像してみましょう。休んだ方がより効率よく働けるのが目に見えてわかりますよね。
具体的な時間管理の方法が知りたい方
エンジニアのための時間管理術では、オーガナイザに実際に書き込む内容やテクニックが記載されています。
ここまで読んで気になった方はぜひ読んでみてください。
時間に追われてやりたいことができない人は、必ず楽になるはずです。
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